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リバースモーゲージ制度を考える
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リバースモーゲージ制度とはどんなものか?
豊かなシニアのセカンドライフにとって
本当に有益な制度なのかどうか。
リバースモーゲージ制度のメリットと問題点について考えてみましょう。

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| リバースモーゲージ制度とは? |
[リバースモーゲージ制度とは?]
シニアのセカンドライフにとって選択肢のひとつにリバースモーゲージ制度というものがあります。
このリバースモーゲージとは、高齢者が自分の家に住みながら、自宅を担保にして、生活に必要なお金を借り入れる制度です。
そして、契約者が亡くなった時に、その自宅を売却して借り入れ金と利息を清算するしくみになっています。
このリバース・モーゲージ(reverse mortgage)という言葉は「リバース」とは、「反対の」とか、「逆の」という意味であり、また「モーゲージ」とは「担保」とか、「抵当」という意味があります。日本語では「逆住宅ローン」または「住宅担保年金」などと訳されています。
[リバースモーゲージの歴史]
リバースモーゲージ制度の起源はフランスの「ピアジェ」という不動産売買契約と考えられています。
その後、1920年代のイギリスでは低所得層の高齢者の生活支援融資制度として、歴史上初めて、実施されました。
アメリカでは1960年代に本格的に導入され、1990年代には急速に普及しました。
日本では、このリバースモーゲージ制度は 1981年(昭和 56年)に東京都武蔵野市で導入されたのが最初と言われています。
また、リバースモーゲージ制度は住宅処分時に当該不動産を担保とする「担保型」と売買で所有権を移転する「権利移転型」に分けられますが、フランスでは「権利移転型」、日本やアメリカでは「担保型」になっています。
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リバースモーゲージのメリットと問題点
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[リバースモーゲージ制度のメリット]
・自宅や土地などの不動産を所有していても現金収入が少ない高齢者にとっては、年金のような形で毎月生活資金を受けられるので余裕のあるセカンドライフをおくることができる。
・住み慣れた家を手放す事なく融資が受けられ、本人が死亡した時点で自宅が売却されるので、相続者がいない場合などはメリットが大きいと言える。
・少子高齢化社会における公的年金制度への依存度を減少し、シニア世代の消費活性化、不動産の流動化による経済効果などが予想される。
[リバースモーゲージ制度の問題点]
・現在は地価の高い都市部などに限定されており、自宅の担保評価額が5000万円以上と条件が厳しい事。
・リバースモーゲージ制度はもともと資産を持つ富裕層を対象としているが、国では生活保護が必要な65歳以上の高齢者を対象に、自宅を担保に生活費を貸し付け、死亡後に自宅を売却して返済にあてる「要保護世帯向け長期生活支援資金」の導入を検討しています。
これは要するに、年2兆円を超える生活保護費の抑制が目的ですが、生活に困窮した高齢者に対し、生活保護を受ける前に自宅を担保に入れて借金をするように強制する制度となりかねず、批判の声も上がっています。
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